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手のひらにできたポツポツの正体、それは汗疱(かんぽう)。掌蹠膿疱症とも言うのかな?私の場合、膿ぽいのができる時があればできない時もある。
普段は掻くことなくことなく、いるのだけど「うおー!!かゆいー!!」と掻いてしまったら大変なことになりました。範囲が広かったために完治するまでに約3週間くらいかかってます。
画像も掲載しておきますが、最初から画像をでかく載せることはしません。小さく画像を載せておくので、見たい方だけ画像をクリックすれば大きく見えるようにしておきます。
汗疱の大量発生
まず水疱のようなものがポツポツできる。手のひらの奥底の方で目立たず引っ込んでいることもあるが、調子が悪いと表面側に出てきやすくなる。そして、破れやすくなります。水疱が「いつでも行けますぜ!旦那!」みたいな状態で今にも破れんとしているのです。こんな状態は普段からでも結構ある。暴飲暴食気味に食べてしまった時に出やすい気がしています。
その時の画像がこちらです。手のひらの画像です。
分かりやすいように水泡状のものがある場所を囲ってみました。わかりますかね?
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汗疱をつぶしてしまうとリンパ液がドバドバ
汗疱の厄介さを忘れていたこととイライラがたまっていたことで、掻いてしまいました。
ふぅ。すっきり。
と思ったのも束の間、水疱を潰してしまうとリンパ液がどくどく出てきます。この時が、めちゃ痒い。リンパ液が出てくるので気になるし。水とかに入るとかゆみがアップ。洗剤なんて付いたら地獄。アルコールなんてついたら痛さに痒さがプラス。後悔しても、もう遅い。
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メチャクチャ痒いときの対処法:キズパワーパッド的な神治療ツールを使う
リンパ液がどくどく出てきてしまったら、ジュクジュクになっているのを見ているのは嫌です。手にプロペト(ワセリン)を塗ったりして、リンパが出てこないようにフタをしようとしても無駄。
手のひらからΩΩΩっとリンパ液が出てきます。うっとうしい!あと、やっぱり痒い!そんな時に登場するのがキズパワーパッド的なすごい奴です。キズパワーパッドのもっと巨大バージョンです。
ハイドロコロイド様で傷をカバー
ハイドロコロイドはこれね。
この状態の時に私がやっていたのは、キズパワーパッド的なやつのお徳用版でガッツリ保護するということ。キズパワーパッドはカバーしてくれる部分が小さすぎるので、巨大版のコイツを使います。ハイドロコロイドというものです。火傷とかしたときに傷をきれいに直すという「湿潤療法」でも使うものです。
使い方として書かれているのは「他の傷当て的なもので傷をカバーしてそのうえから貼れ」というものなのですが、そんな使い方はしません。
- 傷口をジャーッと水で流します
- しっかり拭きます(水が付いてるとくっつかないので)
- ハイドロコロイドをベタッと貼り付けます
- ギューッと圧をかけてピッタリくっ付けます。
以上、終わり。
手のひらの汗疱を潰してしまった後に貼った様子の画像はこちらです。ハイドロコロイドさんを貼っておくと、手が荒れ放題なのを少しばかり隠せるというメリットもありますね。まあ、普通の手のひらと比べたら違和感は否めませんけど。
ハイドロコロイドを貼っている場所のうち、なんだか小さくポツポツと白くなっている場所があるのがわかるでしょうか。これが汗疱が潰れてリンパ液がでてきているところです。ハイドロコロイド様が、リンパ液を吸収してくれているのです。しばらくするともっと白い部分が増えます。さらに時間が経つと微妙に黄色くなったりします。
こうなったらもう変え時ですね。
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ハイドロコロイドを貼ると外部刺激が減ってかゆみも減る
ハイドロコロイドを貼っておくと外部刺激が減るので、かゆみが軽減します。リンパ液が出てきてるところは、白くなります。でも、やっぱ痒いのは痒い。何も貼らないよりは断然マシなのですが。
で、ハイドロコロイドの上から掻いたり、バシバシたたいたりしますよね。ダメですよ。私はそんなことをしていたので、汗疱という汗疱がことごとく潰れました。みなさんは気を付けましょう。
お風呂に入るとかでハイドロコロイドが水分を吸収するとゆるゆるになります。ゆるゆるというかドロドロみたいな状態になります。端の方から剥がれてくるので、新しいものに張り替えます。
ちなみに、私の手は汗疱が潰れまくっていたので、お風呂から出た直後はクレーターだらけみたいになりました。こんな風に。白くなっている部分がハイドロコロイドを貼っていた部分ですね。
面白いように穴が空いていますね。何個穴があるのでしょうか。50個?100個?50個以上はありそうですが数えるのも面倒なくらいたくさんあります。我ながら恐ろしい手です。
話が少しそれましたが、風呂からあがったら、汗疱の個所がパリパリに乾いてしまう前に新しいハイドロコロイドをペタッと貼って寝ます。
治るまでこの繰り返し。痒くて痒くて仕方がないひとにはオススメです。以後、汗疱が潰れたと思ったら、また新しい汗疱が現れたりする。マジで地獄。
新しく出てきた汗疱を見て、痒みがでてきたら「手を1本5万で交換してあげます」って言われたら喜んで支払いたくなる。アトピーもそうですけど、金で解決できるなら喜んで金を払いたくなります。
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途中で皮を剥いてはダメ。こんなに大変になるぞ!
お風呂が上がり、手のひらがこんな風なクレーター状態だったら、皮をめくりたくなりませんか?絶対めくらない方が良いよ!おじさんからの忠告だ!!私はめくってしまったが故に大変なことになった。
皮をむいてしまう途中、むきすぎて赤くなっている。痛々しい。そして、実は親指の付け根もかさついて皮がめくれそうだったのでめくってしまったのだった。おかげでコイツの治療にも時間がかかることに。なので親指の付け根にもハイドロコロイドを貼っています。
手のひらの汗疱は治りかけ、親指は汗疱が潰れてまた大変なことになっています。
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そしてやっと元に戻る。が、汗疱は常時スタンバイ状態
こんな状態になりつつも、ハイドロコロイドを貼って乗り越えます。ハイドロコロイドを貼ってる状態で汗疱の潰れた個所が白くならなかったら、もうハイドロコロイドさんの役目は終わりです。
そして、やっと手が普通の状態に戻ります。といっても、水疱がフタをされた状態でスタンバイ状態となったりするのですが。
汗疱は根治はしないとされている
現代の医学では汗疱は根治(根本から治すこと)はできないとされています。治療法として紹介されているのはステロイドばかり。私は思うのですよ「ステロイドばっかりじゃん」と。お医者さんってステロイドを処方するのが仕事なのでしょうか?
- アトピーだ!→はい、ステロイド
- 汗疱だ!→はい、ステロイド
- 風邪だ!→はい、ステロイド
- 喘息だ!→はい、ステロイド
ステロイドは免疫を抑えるだけなので根本治療にはならない
ステロイド?少なくとも私には効きません。塗って速攻で痒くなるならまだしも、私が酷かった時は塗ったところで痒みがなくならず、ベトベトして苦しいだけでした。
ステロイドって免疫が「なんかえらいこと起きてるで!」という警告である炎症を抑えるだけなので、なんにでも効くっちゃ効くんですよね。効くっていうか炎症を隠せる。で炎症が隠れると治った気分にしてくれる。まあ、私はステロイドを塗ったり飲んだりしても全然効果を感じないので止めましたけど。
お医者さんなら根本から治療してくれよ!!と思ってしまいます。「無茶言うな」ということでしょうけど。だったら、自分で考えるっきゃないというわけでたどり着いたのが原因を探すこと。
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汗疱の原因は不明とされているけど、自分で感じる原因は食生活
汗疱の原因は不明とされているのですが、私の場合は恐らく食生活。汗疱が消えるのは、食事を改善したとき。暴飲暴食気味にするとひどくなる。脂っこいものとか肉とかお菓子とかをよく食べるとなる。
体の中から改善しよう!と、乳酸菌だのなんだので「食べて治療」というよりも「食べずに治療」の方が手っ取り早いはずです。サプリとかは試してみても、根本の食べるものを変えないと何も効果は感じません。
根本的に汗疱を治したい人は原因を探るべし
次々に汗疱が出来てくる人は、きっと何か生活習慣がマズイと思います。「3食食べろ」とか言ってるページもありますが、食べるより食べない方が良いと思われます。
私は1日2食(18時間断食)にしてからアトピーの症状がかなり軽くなりました。
汗疱とは関係ないように感じるかもしれませんが、騙されたと思ってやってみてください。私はついでに太っていたのが70キロ近く→60キロくらいまで激やせするおまけが付いてきました。
サプリで改善しよう!とか軽く何かをするだけではきっと何もよくなりません。良くなった気がするのも最初だけでしょう。私は1年以上1日2食生活にしていますが、劇的に変わりました。その間、漢方薬での治療もしているので、何が一番効いたのかは分かっていません。IgEの数値などは減ったり増えたりなので潜在的なアトピー要素は持っています。
アトピーの湿疹がかなり収まってから、手のひらにぽつぽつと水泡が現れはじめたのですが、顔や腕や首などに湿疹が出てきたり粉をふくよりは断然マシ。おそらくは顔とかに出ていたものが、手のひらに移動してきたような感覚かと。
またもやちょっと話がそれましたが、半日断食、本当にやってみてください。始めは空腹感があると思いますが、1,2週間すると慣れます。
参考:奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)